[0226]SN線図とグッドマン線図による疲労現象解析例
事前情報
鋼種 SUS316 0.2%耐力175MPa以上 引張480MPa以上
A:ショットピーニング正常、B:ショットピーニング異常 C:ショットピーニングなし。
実験結果
A:ショットピーニング正常は、外部応力125MPaで100万回載荷後破壊なし。
B:ショットピーニング異常は、外部応力125MPaで20万回載荷で破壊
C:ショットピーニングなしは、外部応力125MPaで10万回載荷で破壊
残留応力測定
A:ショットピーニング正常は、−350MPa 圧縮
B:ショットピーニング異常は、−180MPa 圧縮
これらの現象を下のSN線図とグッドマン線図で表現でき、以下の血kが推定されます。
解析結果
A:ショットピーニング正常の疲労限は、125MPa程度
B:ショットピーニング異常の疲労限は、100MPa程度
C:ショットピーニングなしの疲労限は、75MPa程度
材料の引張強度は、540MPa (規格は、引張480MPa以上 )
疲労現象解析=構成(SN線図,グットマン線図)