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読者ターゲット:
せん断応力を知りたい。
解決できる応力解析がないので新しい手法を知りたい。
当社採用のcosα法では、せん断応力が計算できます。
溶接部近傍の応力は、おおむね溶接線平行の応力と溶接線直交の応力で表されます。
測定する角度をαだけ回転させるとα方向の応力σαと直交するせん断応力ταが発生します。
つまりせん断応力は、(垂直)応力の見る角度を変えたもの。
応力σαとせん断応力ταの関係は、円になります。αを変化させたσαとταの軌跡がモールの応力円になります。
つまり、応力σαとせん断応力ταの関係は、cosとsinの関係なんです。
止端線近傍では、XY方向の応力差が小さくせん断応力も小さくなりますが、止端線から離れるとXY方向の応力差が大きくなり、せん断応力も大きくなります。
応力とせん断応力は、独立ではなく従属の関係にあります。
打ち抜き加工した部分の応力を測定してみましょう。
せん断面では、せん断応力が大きくなっています。
破壊面では、応力が抜けて、せん断応力も小さくなっています。
[0250]せん断応力を応力解析で使おう