[0019]X線応力測定依頼方法

測定のフロー

1.測定対象金属

どのような形状が測定できますか?

寸法のわかる写真をお送りください検討します。

代表的な継手の形状と応力測定の可否は以下の通りです。

2.サンプルの送付:大きさに制限はありますか?

宅配便で送ることが可能なものをお送りください。それ以上のものは、出張で測定します。

3. 予備測定

必要な場合は、実際に測定して測定可否を判断します。測定点を決めるための測定も行います。

測定のご依頼の時にお聞きする項目は、以下の項目です。

4.見積作成

測定の位置と方向を指定してください。見積を作成します。

鋼の場合は、標準的な測定条件の場合 標準的な条件で5000円/測定 なぜ低価格にしたのか[0021]

①ステンレス、特殊な合金、メッキ等で測定時間がかかる場合、②納期1週間未満の場合は、割増となります。③自動測定が可能で多点測定の場合は割引になります。実際に測定可能な条件が判明した後、お見積をお出しします。

5.本測定

お見積に沿って注文をいただき測定を開始します。

6.データまたは報告書送付

データのみ送付の場合は、1000点超える測定でも納期1週間で終わります。報告書は調査内容により納期が変わります。

7.サンプルの返送

宅配便着払いにて返送します。

質問と答え

測定精度はどのくらいですか?

多くの場合測定精度は、被測定材料の組織の状態で決まります。組織の状態がよく十分な測定数を確保すれば、15MPa以内の差を識別することが可能になりますが、表面の粗さや粗大結晶粒によって100MPa以上の標準偏差になることもあります。 鋼材表面下で高精度な測定が必要な場合は、微細化技術を採用した鋼を使い、表面も滑らかにする必要があります。

3軸応力、応力勾配、集合組織、粗大結晶の影響で誤差が発生した場合は、測定後におしらせします。

測定範囲はどのくらいですか?

金属のごく表面(~10μm)のΦ0.6mmまたは2mm程度の楕円形の範囲を測定します。X線の照射口の径が0.3mmと1mmがあります。

大きさに制限はありますか?

宅配便で送ることが可能なものは当社で、大きなものは、出張して測定します。

何を指定すればよいのでしょうか?

測定の位置と方向を指定してください。

マッピング測定はできますか?

できます。

予備測定は必要ですが?

精度に不安、測定できるかどうかの不確定な要素がある場合は、予備測定をお勧めしています。予備測定は、一般的には、往復の送料だけを負担していただきます。数点の測定となっておりご要望には沿えない場合があります。

測定依頼の前に

 ウェブサイトに載せられない情報もございますのでお気軽にご連絡ください。info@stress.co.jp