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応力の評価は、全方向における垂直応力とせん断応力の組が描く軌跡、すなわちモールの応力円に基づいて行われるべきである。
なぜなら、破壊条件は σ–τ 空間における領域(境界条件)として定式化されており、応力状態が描く応力円とその破壊領域との近接関係が、破壊の成立を直接的に規定するからである。
このため、特定方向の垂直応力成分のみに基づいて応力を評価することは、破壊条件との関係を適切に捉えることができない。
代表的な破壊・降伏条件は、すべてこの形です。
最大せん断応力説(Tresca)
Mohr–Coulomb
von Mises(間接的に)
岩盤・脆性材料の破壊条件
いずれも本質は:
σ–τ 平面上に「超えてはいけない境界」があり、
モールの応力円がそれに接触・交差したとき破壊が起こる
という幾何学的判定です。