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応力応力状態の計算は線形演算である.
座標変換により基底関数が変換され、最終的に 基底関数の係数が応力と比例する
まず、デバイ環位置r(α)を、検出器距離と回折角の関係およびブラッグの条件を用いて、格子ひずみε(α)へ変換する。これにより、検出器上の位置変化が、結晶格子の伸び縮みとして表される。
次に4点演算を行う。αとπ+αの対向差分によって0次成分と偶数次成分を消し、さらに+αと-αの対称・反対称演算によって、cosα成分とsinα成分を分離する。
続いて最小二乗法により、
εα₁ = M₁cosα
εα₂ = M₂sinα
の係数M₁、M₂を求める。これは、分離された信号にcosαまたはsinαがどれだけ含まれているかを数値化する操作である。
最後に、M₁とM₂へ既知の応力定数を掛ける。cosαの係数M₁から垂直応力、sinαの係数M₂からせん断応力が求められる。
したがってcosα法とは、
デバイ環位置を格子ひずみに変換し、4点演算で不要成分を除去してcosα成分とsinα成分を分離し、最小二乗法で各基底関数の係数を求め、その係数から応力を計算する方法である。
各段階で扱う量は変わるが、処理が線形であるため、デバイ環に含まれていた応力=応力定数X係数となる。